大阪から会津若松へ。同期の友人と下道オンリーの酔狂ドライブ旅に出た。
夜9時に出発し、清水寺や護国寺を巡りながらのんびり北上。喧騒のない夜の清水寺は、昼とはまったく違う顔を見せてくれて新鮮だった。
そして今回、ゆっくり移動するには理由がある。
実は前の「下道青森旅」のとき、富山で名物・白えび丼を食べるつもりが、到着が早朝すぎて店が開いておらず、食べ損ねていたのだ。
友人が「富山といえば白えび丼!」と強力プッシュしていたにもかかわらず、である。
目次
富山の白えび丼
そのリベンジを果たすため、時間を調整しながら富山入り。
9時に県境を越え、9時5分には道の駅メルヘンおやべに立ち寄る。玉ねぎもしいたけも安い、何もかも安い。そんなローカルの空気を楽しみつつ、再び車を走らせた。
10時10分、ついに「きときと食堂」に到着。
待望の白えび丼を前に、気持ちは一点集中……のはずだった。
だが、店内で目にしたのは、豪快に刺身定食をかき込む客たち。

「いや、刺身定食はどこでも食べられる。ここは白えび丼一択や」
自分に言い聞かせるように食券を購入し、友人がトイレから戻ってくるのを待った。
待望の白えび丼 大盛
やがて番号が呼ばれ、白えび丼とご対面。
「すまんな、先に食わしてもらうわ」と友人に声をかけ、口へ運ぶ。甘く、儚い食感に思わずにんまり。
ところが、ほどなく友人の番号も呼ばれた。
出てきたのは──まさかの刺身定食。
あれほど白えび丼を推していた張本人が、刺身定食を選ぶとは。
「なんじゃそりゃ!」と心の中で突っ込みつつ、富山の朝は笑いに包まれた。

白えびや
夢見ごこちの 朝ごはん
基本情報


項目 | 詳細 |
---|---|
正式名称 | きときと食堂 |
住所 | 〒934-0025 富山県射水市八幡町1丁目1100 |
電話番号 | 0766-54-0310 |
営業時間 | 5:30~14:30(ラストオーダー14:00) |
定休日 | 毎週水曜日 |
アクセス | 東新湊駅から徒歩約5分(304m) |
駐車場 | 有り |
予算 | 昼:1,000円~1,999円 |
支払い方法 | 現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可) |
席タイプ | カウンター席中心 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
予約 | 予約不可 |
特徴 | 朝5:30から営業する庶民的な食堂 一人でも気軽に利用可能 |
人気メニュー | ・おまかせ定食 700円 ・白海老丼 750円~ ・海鮮丼 1,500円 ・三食丼(イクラ・白海老・カニ)2,500円 |
運営 | 土屋鮮魚店 |
公式サイト | https://kitokitofish.jp/kitokito/ |
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